最近の松崎さんの仕事は土を吟味し焼成に創意工夫を凝らし多くの試みが着々と成果をあげている。作風は益々自由奔放となり新天地を開拓しつつあるが時により則をこえ奇矯に走る恐れがないとは云えぬ。 但しこれはあくまでも主観の相違であって作者にとっては自分の意図が十分に実現して満足している事と思ふ。 この様な仕事に対して之を評価し賛美する人も数多いが私にとっては私の感性とはややかけ離れた世界に進みつつあり今後どの様に発展し或いは変貌するかを見守ってゆきたい。 平成十二年四月吉日 島岡 達三 |
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| 窯焚に思う 今年で薪窯を築いてから十年になり、やっと窯癖も知り、思うように焼くことが、出来るようになった。常に焼き貫くことを考え、土を思い、自分の窯焚が出来ることを願う。今の私には、焼くことが自分に出来る唯一の、表現方法であり意匠である。 今回の窯焚は、もの一つ一つに表情が出たと思う。やんちゃ坊主がいたり、優等生がいたりと、賑やかである。そんな中で人見知りをする物がいる、そんな奴を見てやってほしい。 平成十二年四月吉日 松崎 健 |
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